2013年10月7日月曜日

読書.奥野修二著『ねじれた絆~赤ちゃん取り違え事件十七年』


奥野修二著『ねじれた絆~赤ちゃん取り違え事件十七年』
 
2013年カンヌ国際映画祭審査員賞された『そして父になる』(是枝裕和監督)
本作は、参考書籍ということ.
昭和52年、沖縄で起きた赤ちゃんの取り違え事件を追ったノンフィクション.

小学校入学前の血液検査で、出生時の取り違えがわかった1つの家族とそれにより知らされることになるもう1つの家族.
小学校にあがるまでわが子と思って大事に育てた子が他人の子.
 両親、子ども、それぞれの取り違いによる苦しみ.

二人の子ども成人するまで密着した著者が描く家族の形.

前半は、淡々と事件の概要説明のような感じだが、
中盤から衝撃的な事実などが明かされ、家族って…と考えさせらる作品だった.

また、愛情って、絆って…とも考えた.

 この作品が、どのように映画化されているのかすごく気になる.
いつも気になる作品は、原作や小説から読んでしまう私.

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