2017年1月14日土曜日

売り言葉に買い言葉。


よく穏やかそうな夫婦と言われます。
でも、普通の夫婦です。
喧嘩だってします。






+++





本日、今年初の喧嘩始めでした(所要時間約5時間)。


本日、夫は飲み会です。
土曜日ですが、近所にいる職場の同期の家にて飲み会です。
私と娘も行っても良いよと言われていた飲み会です。



昨日までの判断で寒波到来で雪が降るくらい寒すぎる予想だったこと、
娘が予防接種(4種)を受けた翌日であること、
娘があと少し鼻水が出ることより、
私と娘は留守番することになっていました。


本日昼過ぎ、外の青空と本日家に引きこもりだったことから
少し息抜きにでも飲み会行けるかもという気持ちになり
「私と娘さんも少し行こうかな?」と言ってみました。
行くとしても5時半からなので1時間程度で帰るつもりです。
(前回のクリスマス会だってそれくらいで娘と二人先に帰宅しましたし。)



ただ一緒に楽しめるかもという気持ちのみね。


夫は、少し悩んでいう表情。
「そうだね、行こう!」という歯切れのよい返事ではなく
どちらかというと「うーん、行く?」という感じ。
結婚して長く傍にいるのだから、提案に乗ってくれているかそうでないかくらいすぐ分かります。


あ、行かないほうがいいんだな。
迷惑そうだな。





と瞬時に頭の中で切り替える私。




・・・

それから、なんとなく重い空気になりました。

 提案に乗っていないまま「行こうか」という夫に

「もう、行かない。」と一瞬で壁を作る妻。



私の友人の飲み会ではないので
夫が「一緒に行こうか!」と提案に乗ってくれる感じではないと居場所を感じられないし、
まして娘がいるので(子供連れは我が家のみ)居場所違いだし、
途中で帰るしね。
うん、夫が手を引いて連れて行ってくれるくらいが参加しやすいけど
そうでないなら、行ってもね…疎外感でしょ。

「もう、行かない」



そこからは、
飲み会行くのなら娘の相手をそれまで託したい気持ち。
どうせ楽しみがあるのならいいじゃん!という意地悪な気持ち。




こんな調子で自分の殻に入ってしまう妻に対して
殻を破ってくれようとする夫。


昨日までの判断を考えて、天候と娘の体調とさらに私の体調(寒さによって体調を崩す為)を考慮するとすぐ判断できず、曖昧な態度になってしまったということを伝えられました。


ごもっともです。



あぁ、息抜き程度で楽しめたらと軽いのりで提案した私とは違いますね。
ごもっともだけど、なんだか悲しかったです。 



それから、
夫のもっともな意見に悲しくなり、さらに夫の普段の優しさに甘え
私のモヤモヤがヒートアップしちゃって…



いつもの
「こんなとき近くに友人がいたら良いなと思うよ。」とか
「いいよね、働いてて知り合いがいて飲み会があって。」
「母親だもんね、いつも母親だもんね。」 
「私も身体悪いしね。」
とかね
 「絶対分からないよ、私の気持ち。」
 てね。
どうしようもないことを言ってしまうのです。


ふー


妻「飲み会とかお酒とか…夫は楽しみがある中で、私は何を楽しみにすればいいの?娘の成長とか夫の笑顔とか?良い母親みたいな楽しみだけ?」


妻「家族以外で人と話したりすることが嬉しいってわかる?ただ手を振るだけでも(スーパーで偶然出会った支援センターでの友達ママさん)最高に嬉しい私の気持ちが分かる?」


妻「絶対分からないよ、私の気持ち。」には
夫「分かろうとしているのに、どうして分からないって壁作るの。」


夫「じゃ、俺のことは分かろうとしてくれているの。」には
妻「分かろうとしていない!」とムキ~パワー炸裂で返答。


妻「こんなとき近くに友人がいたら良いなと思うよ。」とか
妻「いいよね、働いてて知り合いがいて飲み会があって。」
夫「ごめんね、ついて来てもらって。」


妻「私も身体悪いしね。」
夫「全部含めて一緒にやっていこうと思って結婚したんだよ。」


妻 「母親だもんね、いつも母親だもんね。」
夫「行きたかったら俺が娘さん見ておくから、 行っておいでよ。」
妻「なんで私一人が夫の職場の飲み会に行かないといけないの?そういう意味じゃないじゃん」


妻「娘のこと考えなくてごめんなさい。(←謝る言い方ではありません)良い母親じゃなくてごめんなさい。」




とかとか


ふーーー負のループ。

訳分からないダメダメループ。







売り言葉に買い言葉…
私の売り言葉がただ淡々と冷たくてきついだけです。

夫の話し方は優しいです。



優しいし、ごもっともです。

反抗的な妻でごめんなさい。


見捨てないでくれてありがとう。






でも言いたいことは言ってすっきりしないと治まらないし、
我慢して表情がなくなってしまうより(←これが一番駄目と夫に言われている。)
思っていることを言ってしまったほうが気持ちは伝わるし。


人に対して分かっているだろうは無しだと思っているので。
言わないと分からないことだらけなので、ね。









 と、結局小さい小さい小さーい思っていることまで吐き出して(私の黒い毒の部分)、
夫が見捨てないで聞いてくれて、
娘がなんだかまとめてくれて、
今回の喧嘩は終わりを迎えました。


本当、子供みたいな妻なんです。
すみません。



本当、神みたいな夫なんです。
すみません。



本当、天使な娘なんです。
ありがとう。



一緒に夕飯を食べてくれて、お風呂まで入れてくれて、遅れて飲み会へ夫は行きました。
優しいですよね。


わかります、わかります。






+++






モヤモヤ―となると黒い毒を吐いてしまう私ですが
日々の妻業、母親業に不満があるわけではないのです。

どちらかというと日々幸せです。


でも、どこかで何かが起こると(本当に振り返ると小さいこと)
思ってもいないようなことまで日々の不満のようになってしまう不思議。








 

報道で〝普通の家庭で…”〝仲良い家庭で…”〝育児で…” という事件が起こっているのを耳にしました。



うん、いろいろ紙一重だなと思ったりします。












だから、話し合うことも、伝え合うことも、理解しようとすることも(妻「分かろうとしていない!」とムキ~パワー炸裂で返答した私ですが…汗)、大事なんだろうなと思うわけです。






と言って、本日の喧嘩という話し合いも意義があったということにしておこう。









あ、本厄だから喧嘩しちゃったか! ということにしておこう!







ちゃんちゃん。







 
笑顔で見送りできました。
明日はずっと笑顔で過ごすね、と3人で約束しました。

















私の母が父にお願いや誘いをしたとき

父が乗る気ではない返事をすると「もう、いい」と怒っていた母。
その気持ち分かるようになりましたよ。
変なところが似てしまったようです。
似たもの親子ですね。 ふふ










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