2014年12月13日土曜日

歌野晶午著『葉桜の季節に君を想うということ』.



歌野晶午著『葉桜の季節に君を想うということ』。

どんでん返しのある作品が好きだと言っていたら
友達がお勧めしてくれた小説です。

ひょんなことから霊感商法事件に巻き込まれた《何でもやってやろう屋》探偵、成瀬将虎。恋愛あら、活劇ありの物語の行方は?そして炸裂する本格魂!
最後の1ページまで目をはなすな!
(帯表紙引用)


450ページほどある作品でしたが、
それを感じさせないほど、いっきに読める内容でした。
次が気になり、伏線が気になり、佳境に入ると結びつく点と点…興奮しました。


でも、さすがミステリだけあって、
彼が飲み会だった昨夜、一人で読んでいたのですが、
怖くなり…玄関の戸、窓やらを途中確認したり、
いつも22時には寝るのに一人じゃ眠れず彼の帰宅を久しぶり待ちました。
寝たのは、1 時。笑


それほど、入り込める作品だったということ。


あードキドキしました。

眠れなくなるのはあれなので、
留守番時、ミステリを読むのは控えよう。笑


作者曰く、
「本格の華はトリックだと思います。ずっと分からない謎が、最後にトリックが明かされたときにびっくりして鳥肌が立つようなものが、読んでいて楽しいし、快感なんです。」
(インタビュー内容引用)


その通りでした。
分からない謎が、トリックにより分かったときの興奮…
前ページを見返してしまうくらい鳥肌立ちました。


どんでん返しが好きな方。
是非。



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