この作品は夏から図書館で予約していた本.
やっと順番が回ってきました.
やっと読めるのに、
昨夜夜寝る前に1編のみ読んで、ちょっとずつ読んで楽しもうと思っていたのですが
湿原を背に建つ北国のラブホテルを背景に綴られる短編が7つ.
ラブホテルというと如何わしいと思うかも知れませんが、ほとんどいやらしいものは無く
書かれている人間模様が文字を超えて生きているように入ってきました.
それぞれ家族のことが全てどこかに含んでいるような気がしました.
切ないけど温かかったり
温かいけど切なかったり
人間味を感じる作品でした.
衝撃などはありませんが
静かに流れるような作品で読みやすかったです.
私は“星をみていた”の最後が好きでした.
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