第149回芥川賞受賞作
藤野可織著『爪と目』
第149回芥川賞が発表されて、読んでみたかった本.
図書館で予約してやっと順番がきた!!
今日の電車での往復のみで読み終わってしまった.
あ~こんなに楽しみにしていたのに、あっという間に読んでしまった…
“爪と目”以外にも2編あった.
『しょう子さんが忘れていること』
『ちびっこ広場』
『ちびっこ広場』
娘と継母.父.喪われた母.
家族には少し足りない集団に横たわる嫌悪と快感を
衝撃的な文体で描ききった戦慄の純文学的恐怖作.
(本帯引用)
“わたし”からみる“あなた”
初めての文体で初めは戸惑ったが、
この視点で描かれているのかと面白く読むことが出来た.
確かに衝撃的な文体であった.
“爪と目”が織り成し進んでいく話は最後そうなるのか、という終わりであった.
現代を描いているので読みやすく
身近に感じられる部分もたくさんあった.
“ブログ”という言葉とかね...
情景が読みながら絵として頭に思い描くことが出来る.
ちょっと不思議というか、
誰の視点で文章が書かれているのかということだけで
言葉や文章はこんなにも印象的になるのかと改めて.
他短編2編
どちらも話の中心の視点が面白いと感じた.
あとは、不思議な感じであり恐怖もあるような…
あ~一気に読んじゃった.
あとは、不思議な感じであり恐怖もあるような…
あ~一気に読んじゃった.
あと二つの予約本…
まだかな~
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